最初に病害虫の発生について伺わせていただいたところ、「数年前、テンサイ黄化病の発生が多かったので、ここのところ8月もアブラムシ防除を意識した体系です。特に、8月は馬鈴薯収穫とてんさいの防除が重なって防除作業がスケジュール通りいかない」と悩みをお持ちでした。
試験の依頼時に、リーズン顆粒水和剤の説明を聞かれてピンと来るものがあったようです。
リーズン顆粒水和剤は、アクタラ顆粒水溶剤とマッチ乳剤の混合剤なので、ヨトウムシへの残効が長く、同時にアブラムシにも効果が高いということで、依頼はヨトウムシ発生1化期のアブラムシとの同時防除も必要な時期でしたが、今回はヨトウムシ発生2化期(8月上旬)での散布タイミングで防除を実施していただきました。
リーズン顆粒水和剤の効果については、「アブラムシ、ヨトウムシへの効果は予想していた通りよかったです。」とのコメントをいただきました。 さらに「アクタラとマッチの混合剤ということもあって、安心して使用できました。アブラムシ、ヨトウムシを同時防除できる、これからのてんさいの害虫防除を担う1剤!」ともいただきました。また他の作物との作業上の問題もあるが、ヨトウムシ発生1化期のアブラムシとの同時防除が必要な時期での散布も行ってみたいとも思われたようです。
そして、リーズン顆粒水和剤の使いやすさについても「アクタラ顆粒水溶剤と同様でサラサラして溶けもよく、粉立ちも少なく作業しやすかったです。」とのお話でした。
※2019年3月現在