ばれいしょの疫病・塊茎腐敗防止にレーバスフロアブル
ばれいしょの重要病害「疫病」とは
ばれいしょの開花期が近づくと気になるのが、ばれいしょの疫病。疫病は地上部では主に葉に発病し、激しく蔓延すると畑全体が枯れあがることもあります。また、疫病は塊茎でも発病し、表面に黒みを帯びた凹みを生じ、内部はレンガ色〜褐色になる塊茎腐敗を引き起こします。
疫病は湿潤した気候を好み、病原菌の分生子が降雨や灌水の水に流されることで、被害は瞬く間に周辺の茎葉に伝染していきます。そのため雨の多い時期は要注意です。
レーバスフロアブル(以下レーバス)は、そんな疫病から、独自の効果でばれいしょを、しっかりと守ります。
ばれいしょを守る、レーバス独自の「ロック&フロー効果」
レーバスは、有効成分マンジプロパミドの優れた「殺菌効果」、植物体表面のワックス層に吸着する「ロック効果」、葉の裏側まで浸透・定着する「フロー効果」からなる、「ロック&フロー効果」で、さまざまな気象条件下でも、持続的に安定した効果を発揮します。
雨が多い季節だからこそ、「ロック効果」で疫病防除
雨の多い時期に拡大しやすい疫病ですが、レーバスの素早く植物体表面のワックス層に吸着する「ロック効果」は、優れた耐雨性を示します。散布後1時間程度経てば、雨による有効成分の流出も少なく、降雨後も病原菌の侵入をしっかり防ぎます。
葉の裏まで浸透・定着の「フロー効果」で、長期間しっかり防除
また、レーバスのもう一つの特長である「フロー効果」は、有効成分が葉の裏まで浸透することで、薬剤のかかりにくい葉裏までしっかり防除します。また、浸透した有効成分が定着するため、長期間の防除も可能にします。
実際に、他剤と比べ、レーバス処理区は下記の試験写真のように枯れ上がりも少なく長期間防除することが示されています。
また、下記のグラフは、同様にレーバスの残効の長さが確認できる、ダブルインターバル散布(14日間隔散布)の試験結果です。長期間の残効により、ダブルインターバルでも、しっかりとした防除が可能なことを示しています。長期間防除できるレーバスを使えば、農作業の省力化にも繋がります。
葉の展開とともに、葉全体に留まり続ける「定着力」
さらに、葉の展開前にワックス層から浸透したレーバスの有効成分は「ロック&フロー効果」で、葉の生育・展開後も葉全体に定着し続けます。そのため葉の展開後も葉全体を病原菌から持続的に防除します。
レーバスを生育中の葉に散布したところ、散布後6日後でも、高い疫病防除効果を示し、他剤より高い持続性があることを示しました。
茎葉のダメージだけでなく、塊茎腐敗も防除
最後に、レーバスは、疫病菌による茎葉のダメージと同様に、塊茎腐敗も防除可能なため、高収量を期待でき、柔軟な収穫時期が提供できます。
薬剤選定の際は、必ずしも疫病に効果の高い薬剤が、塊茎腐敗にも効果が高いとは限らない点に注意が必要です。塊茎腐敗から二次的に軟腐病などの腐敗性菌が侵入することは多く、疫病防除と同様に塊茎腐敗の防除も重要となります。レーバスであれば疫病だけでなく塊茎腐敗の防除も可能です。
品質がよく安定した収量を得るには疫病、塊茎腐敗をしっかり予防することが重要です。ぜひ、ばれいしょの疫病防除にレーバスフロアブルをお役立てください。